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悲しいのは自分だけじゃないと自分を慰める歌
月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど
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あなたの命が心配ね…
忘らるる 身をは思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
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君に合う前は、悲しみなんて知らなかった
あい見ての 後の心に 比ぶれば 昔は物を 思はざりけり
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黒髪と心をかけた秀歌
長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ
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馬鹿にされて見事にやり返した歌
大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立
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今日が最高だから死にたいとのろけた歌
忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな
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どストレートで聞いてた人は思わず赤面
あらざらむ この世のほかの 思い出に 今ひとたびの 会うこともがな
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男の誘いをはねつけたできる女の歌
夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも 世に逢坂の 関は許さじ
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「かは」に込められた恨み節
百人一首53番歌 嘆きつつ 独りぬる世の 明くる間は いかに久しき ものものとかは知る 嘆きながら、独りで寝る…
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君のためなら長生きしたい
百人一首50番歌 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな あなたのためならば惜しくはない…